ともだちはいいもんだ
2012年 11月 26日
友だちはいいもんだ 目と目でものが言えるんだ
困ったときは 力を貸そう 遠慮はいらない
いつでも どこでも 君を見てるよ
愛を心に君とあるこう
みんなは一人のために 一人はみんなのために
みんなは一人のために 一人のために
長女が学芸会で演じた
「ユタと不思議な仲間たち」の挿入歌。
先日、親友からメールが来た。
車で2時間くらいの距離だけど、なかなか会えないでいた。
メールには、子供のことで色々と悩んだことや近況が綴られていたが、
その行間から、苦悩とつらい日々が読んでとれた。
何を言っても当事者にしかわからない気持ちがあるだろうし、
一時の無責任な慰めの言葉は今、彼女には不要なはずだ。
友達として何ができるだろうと考えた。
そして、夕方6時。思い立って車を走らせた。
久しぶりに来た友人宅は、周りの景色が変わり見つけられなかった。
近くまで来ていることを知らせず電話を入れたら、一人でテレビを見ていたようだ。
「もりりん、道に迷っちゃったよ~。」「はっ?今どこ?」
寒い中、私の車まで走ってきた彼女の顔はやつれていた。
家に入って、まず抱きしめた。
そのうち、夫や子供も帰ってきた。また抱きしめた。
二時間半、お互いの近況を話して、そして帰ってきた。
きっと、私には彼女を支えられないだろう。
だから、何もできないけど、どんな時も応援しているし、祈っているよ!
そんな気持ちを込めて抱きしめてきた。
でも、むしろ、彼女と彼女の家族が私を包み込んでくれたような気がする。
彼女達はいつもそうだ。
私という人間をいつも丸ごと包んでくれる。
人は、時間の経過とともに変わらざるを得ない時がある。
私も、少なからずそういう時を経て、昔のもりりんではなくなってきているだろう。
それでも、彼女はすべてわかっているよという目で私を見る。
受け止めるつもりが、受け止められて帰ってきた。
そう、けっきょく私が彼女に会いたかったんだ。
ありがとう。
往復4時間の道のり。
仕事のことも、自分の家族のことも忘れ、ただひたすらに友を思った時間は
私のかけがえのない時間となった。
ともだちはいいもんだ。 本当にいいもんだ。
by powerfulmoririn
| 2012-11-26 15:05
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